ブルズのザック・ラビーン「イーストに俺より良い選手が12名いるとは思えない」

地元シカゴで開催される今年のNBAオールスターゲームのロスターに、シカゴ・ブルズの主砲ザック・ラビーンは選ばれなかった。 今シーズン、1試合平均25.1得点、4.8リバウンドというキャリアベストの活躍を続けるラビーンがオールスターに選ばれなかったことについて、ブルズの公式サイトは以下のようにリポートしている。 NBAのアダム・シルバー・コミッショナーが、ラビーンを故障者交代要員のリストに入れたため、ラビーンがオールスターゲームに出場する可能性はまだ残されている。 だが、ラビーンは最初の選考で選ばれなかったことに納得がいっていないようだ。現地1月31日のブルックリン・ネッツ戦の前に、ラビーンは以下のようにコメントしている。 「勝率が高いチームからオールスター選手が選ばれるという、最近の傾向に納得がいかない。そんなの馬鹿げている。そのシーズンに素晴らしい活躍をしている選手が選ばれるべきだ。もちろん、それだけの活躍をしている選手はたくさんいる。だから、多くの選手にチャンスがあることも事実だ。（チームの勝率が悪いことで）俺の力を判断しないでほしい。俺はコートに立ったら全力を尽くす。いつだってチームがプレイオフに行けるように全力を尽くしているんだ。選考をする人々がチームの勝率を参考にするのは理解できる。だが、イースタン・カンファレンスに俺よりも良い選手が12名もいるとは思えない」 また、オールスターゲーム以外のイベントへの出場について、元スラムダンク・コンテスト王者のラビーンは以下のように語った。 「まだ考え中だ。でも、オールスター・ウィークエンドの間に何かしようと思っているから、数日中に発表できるはずだ。スラムダンク・コンテストに向けては何も準備していないから、たとえ出場しても優勝はできないだろう。だが、もしかしたら優勝できる可能性があるかもしれないので、全ての可能性を考慮に入れる必要があるだろう。3ポイントシュート・コンテストに出場する可能性についても、もう少し考える必要がある」 ラビーンはインタビューの最後を、こう締めくくった。 「俺は、全ての試合でファンの期待に応えられる選手だと思う。ブルズのファンは、俺たちがどんなに調子が悪い時でも応援してくれるし、再び勝つための力を与えてくれる。だから、オフシーズンになると必ず『前のシーズンよりも上手くなろう』と思えるんだ。俺は、まだ成長の途中なんだ」

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