日本時間8月23日(現地22日)、クリーブランド・キャバリアーズはチーム創設者であるニック・ミレティが亡くなったと発表した。93歳だった。 クリーブランドで弁護士として活動していたミレティは、1968年にクリーブランド・アリーナを買収。その2年後にキャバリアーズを創設し、1970年にNBAへ参入した。また、1974年には当時NBA最大級のアリーナだったリッチフィールド・コロシアムの建設を実現。以降、20年にわたってキャバリアーズの本拠地として運用された。 キャバリアーズは、「私たちは彼の思い出、そして彼が私たちのフランチャイズとコミュニティに残した消えることのない足跡を、永遠に称え続けます」との声明を発表している。 1971年のNBAドラフトで1位指名を受けたチームOBのオースティン・カーは、「(ミレティが)私にチャンスを与えてくれた。その決断が、私にとってクリーブランドでの生涯の旅を確固たるものにした。このフランチャイズと私の人生に与えた影響に、永遠に感謝する」とコメント。同じくOBのジム・チョーンズは、「彼はクリーブランドを愛し、クリーブランドも彼を愛した。彼はクリーブランドのために戦う方法を教えてくれた」と、故人を偲んだ。