フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)が、ガーション・ヤブセレと1年210万ドルの契約で合意したようだ。『ESPN』が報じている。今夏ヤブセレはフランス代表としてパリ五輪に出場し、母国の2位入賞に貢献していた。 2016年のNBAドラフト1巡目16位でボストン・セルティックスから指名を受けていたヤブセレは、その年は中国でプレイ。1シーズン後にセルティックスに合流し、2018-19シーズンまで2シーズンにわたりNBAで活躍した。その後は中国、元NBA選手のトニー・パーカーがオーナーを務めるフランスのアスベルを経て、2021年からはスペインの名門レアル・マドリードに在籍していた。 シクサーズは今オフ、ポール・ジョージを皮切りにアンドレ・ドラモンド、ケイレブ・マーティン、エリック・ゴードンと複数の新戦力を獲得。先発PFとしてマーティンの起用が見込まれている中、ヤブセレは控えの役割を担うことになりそうだ。 28歳のヤブセレは今夏のパリ五輪で、カナダ戦で22点、ドイツ戦で17点、アメリカ戦で20点を記録。その間のFG成功率は66.7%(16/24)と驚異的な数字を残していた。