メンフィス・グリズリーズは、プレイオフ1回戦でロサンゼルス・レイカーズにシリーズ2勝4敗で敗れ、今シーズンが終了した。オフに無制限FA(フリーエージェント)となるディロン・ブルックスとは再契約しないつもりだという。『ESPN』のティム・マクマホン記者が伝えた。 グリズリーズは平均26.2得点のジャ・モラントを中心に、デズモンド・ベインが平均21.5得点、ジャレン・ジャクソンJr.が平均18.6得点をマーク。NBA6年目を迎えたブルックスも73試合に出場して平均14.3得点を挙げ、チームはウエストの第2シード(51勝31敗)を獲得した。しかし、プレイオフではレブロン・ジェームズ&アンソニー・デイビスを擁するレイカーズに1回戦で敗れ、あっけなくシーズン終了となった。 グリズリーズはオフに少なからずチームに変化を加える予定のようで、ザック・クライマンGM(ゼネラルマネージャー)は「今のチームとは異なるアプローチが見られるだろう」と発言。キャリアワーストのフィールドゴール成功率(39.6%)、平均得点も3年目以降では最低と精度を欠き、リーグ最多のテクニカルファウル18回を記録したブルックスとは再契約しない予定だと報じられている。 もっとも、27歳のブルックスも「僕はオフェンスで何かを失ったとは思っていない。3&D(3ポイントとディフェンス)をするためにそこにいた」と自分のプレイに自負を覗かせている。 ブルックスはNBA7年目の来季、どのチームでプレイすることになるのだろうか。