日本時間7月11日(現地10日)、ラスベガスのT-モバイル・アリーナでアメリカ代表とカナダ代表がエキシビションマッチを実施した。試合は86-72でアメリカ代表が勝利した。 アメリカはデビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ドリュー・ホリデー(ボストン・セルティックス)が先発。カナダはRJ・バレット(トロント・ラプターズ)、ディロン・ブルックス(ヒューストン・ロケッツ)、ドワイト・パウエル(ダラス・マーベリックス)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)、ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)が先発し、コート上の10人全員がNBA選手という状況だった。 序盤は11-1とカナダがリードしたものの、その後アメリカが猛追。第2クォーター中盤以降はリードを守り続けた。チーム全体でFG成功率50.68%(カナダは33.77%)、3ポイント成功率30.43%(同21.21%)、リバウンド53本(同48本)と多くの部門でアメリカが上回った。 アメリカは途中出場のアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)がチーム最多の13点、カリーが12点、ホリデーが11点を記録。エンビードは12分でファウルアウトとなってしまった。また、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)はふくらはぎの張りのため欠場し、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)に代わって選出されたばかりのデリック・ホワイト(セルティックス)も試合には出ていない。 カナダはバレットが12点を挙げるも、ギルジャス・アレクサンダーはフィールドゴール3/10とシュートタッチを掴むのに苦戦した。 USAバスケットボールによると入場者数は2万757人で、T-モバイル・アリーナでの試合としては過去最高だった。 アメリカは日本時間7月16日(火)午前1時から、オーストラリア代表と対戦する。