日本時間7月18日、アメリカ代表はセルビア代表とアラブ首長国連邦・アブダビでエキシビションマッチを行ない、105-79で勝利した。ステフィン・カリーがゲームハイの24点を記録。アメリカ代表はここまでエキシビションマッチ3戦に全勝している。 前のオーストラリア戦では3点と不発だったカリーが、試合開始早々から活躍した。アメリカ最初の9点を演出し、第2クォーターには4点プレイを含め9連続得点をマーク。前半だけで18点を挙げてみせた。 そのほか、バム・アデバヨが17点、8リバウンド、アンソニー・エドワーズが16点、3スティール、レブロン・ジェームズが11点を記録。アンソニー・デイビスは7点、6リバウンドに加え、6ブロックとディフェンスで存在感を発揮した。 スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、「我々はだんだん良くなっているし、良い方向に進んでいる。ボールプレッシャーとディフェンスでセルビアを苦しめようとしたんだ」と試合を振り返った。さらに、デイビスとアデバヨのデュオについて、「バムとADのコンビは本当に素晴らしい。スイッチもできるしリムも守れる。ブック(デビン・ブッカー)が相手ポイントガードにボールプレッシャーをかけていたことも相まって、我々の流れが作れたと思う」と、ディフェンスの奮闘を称えた。 なお、アブダビでチームに合流後、1度しか練習できていなかったデリック・ホワイトもようやくエキシビションマッチでプレイ。約9分の出場にとどまったが、1点、4リバウンドをマークした。一方で、ケビン・デュラントは3試合連続の欠場となった。 前日にオーストラリアと試合を行なっていたセルビアは、ボグダン・ボグダノビッチが怪我のためプレイせず、ニコラ・ヨビッチもエキシビションマッチをすべて欠場している。唯一のNBA選手としてコートに立った二コラ・ヨキッチは、チーム最多の16点、11リバウンドを記録した。 アメリカはこの後イギリス・ロンドンに移動し、パリ五輪でも対戦する南スーダンと21日にエキシビションマッチを行なう。