ロサンゼルス・レイカーズのブロニー・ジェームズが、サマーリーグ4戦目で12点を挙げる活躍を披露した。日本時間7月18日(現地17日)に行なわれたアトランタ・ホークス戦に先発したジェームズは23分出場して、フィールドゴールを11本中5本、3ポイントも5本中2本成功。これまでシュートタッチを掴むのに苦しんだが、初めて2桁得点をマークした。 レブロン・ジェームズの息子ということで早くから耳目を集める存在となり、時に厳しい目を向けられることも少なくなかった。本人にとって大きなプレッシャーとなっていたに違いないが、この日のホークス戦では試合終盤で3ポイントを沈め、ディフェンスでも奮闘するなど存在感を示した。 試合後ジェームズは、「正しいプレイの仕方を分かった気がする。だから毎試合コートに立って自分のプレイをすれば、あのような結果はついてくるんだ」と手応えを語った。 また、「母や父が本当に助けてくれて、集中し、自分らしさを保つよう励ましてくれた」と、活躍の裏には家族の支えもあったようだ。とりわけ父レブロンは現在アメリカ代表として活動しているなかでも、息子の活躍をチェックしているという。 「『アグレッシブでいるんだ。たとえシュートが決まらなくても、アグレッシブでい続けるんだ』ってね」 試合後、来季父とプレイする可能性について問われると、「一緒にプレイすること、そして毎日一緒に仕事に取り組むのは、僕たちがすでに築いている関係をさらに強固なものにするような気がする。そのつながりは、もしかしたらさらに強くなるかもしれない」と、チームメイトとして戦うことで、より父子の絆が強くなると考えているようだ。 なお、最も楽しみにしているのは「(父と)練習で対戦すること」と明かした。