日本時間3月6日(現地5日)に行なわれたダラス・マーベリックス対フェニックス・サンズ戦の終盤、ルカ・ドンチッチとデビン・ブッカーがヒートアップする場面があった。 ドンチッチが試合残り3.1秒、決めれば同点となるはずだったレイアップをミスしたあと、ブッカーがドンチッチへ歩み寄り何か言葉を掛けたようだった。すると今度はドンチッチがブッカーへ近づき、言い合いを始めた。ともに笑顔ではあったが友好的な様子ではなく、すぐに選手やコーチらが割って入る事態に。なお、この行為によりブッカーとドンチッチにはそれぞれテクニカルファウルがコールされている。 試合後この件について問われたブッカーは、ドンチッチと話す前にレフェリーと会話していたと説明。ドンチッチとのやり取りについても問題はなかったという認識を明かした上で、「(相手選手とは)フレンドリーでいて欲しくないってみんな言ってるじゃないか。2人のライバルがやり合っただけだよ。みんな、今のNBAでは誰もが友好的であることを嫌っているじゃないか。ルカとはコート内外で何の問題もないけど、戦うべき時は戦うよ」とコメントしている。 一方のドンチッチは、試合後に「次は試合残り3秒になるまで待たずに話してくれ」とトラッシュトークに関して発言している。 レギュラーシーズンではこの日が最後の対戦となるが、プレイオフで再び対峙する可能性はある。もし実現すれば、新たなライバル関係となった2人の点の取り合いも含め、発熱のシリーズとなるはずだ。