ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、日本時間3月6日(現地5日)に行なわれたワシントン・ウィザーズ戦で23点、10リバウンド、13アシストのトリプルダブルをマークした。しかし翌日、NBAはアデトクンボが記録した最後のリバウンドを取り消すと発表している。 アデトクンボは試合残り約9秒でディフェンシブ・リバウンドを奪取。これが9本目のリバウンドだったアデトクンボは、そのままフロントコートへ移動するとリングに近づき、一瞬ためらう様子を見せつつも故意にリングに当ててボールをキャッチ。これが10本目のリバウンドとカウントされていたのだった。 試合後、アデトクンボは「ついやってしまった」とコメントしていた。 会場のスタッツ担当者はリバウンドと計測したものの、定期的にスタッツの誤り等をチェックしているリーグが翌日になって取り消しを発表。リーグでは、選手が決める意図を持って打ったフィールドゴールを正式にカウントするとしている。 なお、リバウンドだけでなくその際に放ったミスショットも無効となったため、スタッツはそれぞれ平均リバウンドが11.94→11.92、FG成功率が53.8%→53.9%に修正されている。