ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージが、チーム内での序列についてカワイ・レナードがトップであることを明言した。日本時間10月10日(現地9日)に行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズとのプレシーズン戦後、インタビューで明かしている。 「カワイが一番だ。まったく問題ない。彼の負担を軽減することで、彼を補完しようとしているんだ。みんな『カワイと君はともに一番手』って言うけど、自分が二番手だって公言するよ。カワイが一番手で自分が二番手。そこにエゴなんてない」 2019年オフ、ともにクリッパーズへやってきてから4年目のシーズンを迎える。2021年6月に右膝前十字靭帯断裂という大怪我を負い、昨季全休を強いられたレナードの体調も良く、いよいよNBAファイナル進出の期待は高まってきている。目的が明確であるがゆえに、先述の通り2人が利己的になることはないという。 クリッパーズは21日(同20日)にロサンゼルス・レイカーズとの開幕戦を迎える。久々の公式戦となるレナードは、「自分はまだ若い」と断言。かつてファイナルMVPにも輝いている31歳のベテランは、チームNo.1のオプションとして、相棒ジョージとともにクリッパーズを上位へ導けるか。