「終わった選手と決めつける風潮が理解できない」 レイカーズのダービン・ハム新HCがウェストブルックを擁護

日本時間6月7日(現地6日)、ロサンゼルス・レイカーズのダービン・ハム新HC(ヘッドコーチ)が記者会見を開いた。会見ではラッセル・ウェストブルックについて言及し、「史上最高の選手の1人」と絶賛した。 「勘違いしてはいけない。ラッセル・ウェストブルックはリーグ史上最高の選手の1人で、彼のタンクにはまだまだ力が残っている。彼を終わった選手と決めつける風潮が理解できない」 2021年にトレードでレイカーズに加入して以降、批判の矢面に立つことが多かったウェストブルック。チームも33勝49敗に落ち込み、プレイオフ進出を逃したことで、ウェストブルックが今オフに移籍すると予想する声も多かった。 しかしハムHCはウェストブルックとの対話の中で、今後の共闘に向けた手ごたえを感じているようだ。 「ラスと私は、1対1で本当に素晴らしい話し合いをした。その中で出てきた最大の言葉は、自己犠牲だったと思う。彼にはこれまでのキャリアの中でずっとそうだったように、粘り強く、エネルギッシュな選手になることを期待している。その多くはボールが手元にない状態で求められるかもしれないし、守備面でのことかもしれない。だが、我々は犠牲を払わなければならない。すべての当事者が1オン1ではなく自己犠牲を払って負荷を共有しない限り、何も達成できないんだ」 また、ハム新HCに加えて元NBA選手のラシード・ウォーレスもアシスタントコーチとして加わることを明かしている。2人は2000年代前半にディフェンスでリーグを席巻したデトロイト・ピストンズで、ともに選手としてプレイした盟友だ。名門復活というミッションを成し遂げられるか。

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