ロサンゼルスで家族とディナーのヤニス・アデトクンボが“庶民派”宣言「この街は僕に向いていない」

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、押しも押されもせぬNBAを代表するスーパースターだ。今季は年俸3900万ドル(約49億6000万円)を稼いでいるが、大都市ロサンゼルスは肌に合わないとジョークを飛ばしている。 2013年のドラフト全体15位でNBA入りしたアデトクンボは2年目の2014-15シーズンからレギュラーに定着し、16-17シーズンには自身初の平均20得点超え、オールスター初出場を達成。翌17-18シーズンからは平均リバウンドも二桁に乗せ、現代トップクラスのオールラウンダーとして名を馳せる。昨季は8年目で悲願のリーグ優勝を果たし、今季もリーグ2位の平均29.9得点、同7位の平均11.6リバウンド、5.8アシスト、1.1スティール、1.4ブロックとMVP級の活躍を見せた。 カンファレンス準決勝でボストン・セルティックスに2連覇の目標を阻まれ、一足早いオフに入っているアデトクンボは、ロサンゼルスで家族と食事を堪能。セレブが集まるビバリーヒルズに居を構えるレストラン「Catch LA」から出てきたところを『TMZ SPORTS』に直撃され、「ディナーはどうだった?」との問いにジョーク交じりに応えた。 「信じられない、(値段が)高い、高いよ。この街(ロサンゼルス)は僕に向いていない」 「Catch LA」ではスズキのハーブ焼きが42ドル(約5300円)、芽キャベツが15ドル(約1900円)などの値段設定。幼少期にギリシャのアテネで貧困生活を送り、NBA入り後はミシガン湖のほとりに位置する閑静な小都市ミルウォーキーで9年間を過ごしてきたアデトクンボにとっては、大都市の水が合わないところが少なからずあるようだ。 もっとも、2020年12月に5年総額2億2800万ドル(約290億円)のスーパーマックス額で契約延長を結んだアデトクンボにとっては、決して高くはない金額。「家族との時間はプライスレスだ」と語り、レストランをあとにしていた。

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