カンファレンス決勝敗退のルカ・ドンチッチが自らの課題指摘「ディフェンスに磨きをかける必要がある」

ダラス・マーベリックスは、日本時間5月27日(現地26日)に敵地で行われたカンファレンス決勝第5戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに110-120で屈し、シリーズ成績1勝4敗で敗退が決まった。若き大黒柱のルカ・ドンチッチは、来季以降の課題点にディフェンスを挙げている。『ESPN』のティム・マクマホン記者が伝えた。 第4戦で1勝を取り返したマーベリックスだったが、第5戦では一度もリードを奪えない苦しい展開。逆にウォリアーズのバランスの良い攻撃の前に最大25点差をつけられ、シーズン終了が決まった。 第2戦で42得点、第3戦で40得点を挙げたドンチッチは、この日も第3クォーターだけで15得点を叩き出すなど28得点(フィールドゴール10/28、3ポイント3/13、フリースロー5/7)、9リバウンド、6アシストの活躍。得点、リバウンド、アシストでチームリーダーになるのは今プレイオフ10回目で、これは2013年にレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ/当時マイアミ・ヒート)が記録した1つのポストシーズンでの記録を上回るという。 リーグ優勝を果たした2011年以来となるカンファレンス決勝進出に導き、自身3回目のプレイオフは平均31.7得点、9.8リバウンド、6.4アシストをマーク。ポストシーズン最初3年間の平均得点30点超えは英雄ウィルト・チェンバレン以来となったが、ウォリアーズに完敗とあって、ドンチッチは「負けるのは好きじゃない。ひどいプレイだった」と肩を落とした。 「ウォリアーズは素晴らしいチームだった、ただ、最後まで戦い抜いたことは約束する。僕はこのチームを誇りに思う。今後、ディフェンスに磨きをかける必要がある。今年はディフェンスで大きな一歩を踏み出したと思うけど、まだまだ改善の余地がある。ディフェンスは僕たちを次のレベルに導いてくれるものだと思う」 スターダムを駆け上がるドンチッチはまだ23歳。これからどのような進化を遂げるのか、期待が高まる。

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