レブロン・ジェームズのトレードを米名物コメンテーターが主張「レイカーズは行き詰っている」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは来季、NBA20シーズン目の節目となる。名物コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏は、失意のシーズンを受け、ジェームズのトレードを検討すべきだと大胆な主張を展開している。 レイカーズは今季、ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードとタレントを擁しながら、33勝49敗でウェスタン・カンファレンス11位とプレイイン・トーナメント進出さえできず。不完全燃焼のシーズンとなった。 ジェームズは腹部の張りなどで26試合を欠場したものの、平均30.3得点、8.2リバウンド、6.2アシスト、フィールドゴール成功率52.4%と37歳の年齢を感じさせないハイパフォーマンスを披露した。 ジェームズは来季もレイカーズとの契約が残っているが、スティーブン・A・スミス氏は『ESPN』の番組『First Take』で、「レイカーズはレブロン・ジェームズのトレードを真剣に検討すべきだとアメリカ国民に伝えたい」と声を大にして主張した。 「人々は判断力が鈍っている。レブロンが19年目の37歳で平均30得点以上を挙げ、いまだにMVP級のプレイを見せているからだ。これは彼の偉大さの証でもある。現在、再建中のレイカーズは行き詰っている。レブロンはその偉大さに対して、公平な見返りを得られていない。それぐらい極端な高い価値を誇っている。正しいリスペクトを受けるには、それ(トレード)が唯一のチャンスだ」 デイビスやウェストブルックもトレードの噂が浮上している今オフ。レイカーズは来季巻き返しを図るうえで、どのようなチーム作りを推し進めるのだろうか。

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