アンソニー・デイビスは今オフにトレードされるのか? NBAインサイダーが見解「不可能ではないが、簡単には起こらない」

ロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスは移籍3年目の今季、平均23.2得点、9.9リバウンドを記録した一方、怪我続きでシーズンの半分以上にあたる42試合を欠場している。チームがプレイオフ進出を逃す一因となってしまったなか、NBAインサイダーは今オフのトレードの可能性を検証している。 レイカーズ移籍1年目の2019-20シーズンに平均26.1得点、9.3リバウンドを挙げ、リーグ優勝に大きく貢献したデイビス。昨季は右ふくらはぎとアキレス腱の負傷で36試合の出場に終わり、今季に復活を期したが、左膝の内側側副靭帯捻挫、右足首の捻挫により、平均23.2得点、9.9リバウンドを記録する一方で、40試合の出場にとどまった。 レブロン・ジェームズ、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードらスターを擁しながら、プレイイン・トーナメント進出圏の10位以内も逃したレイカーズ。2024-25シーズンまで契約(最終年はプレイヤーオプション)を結んでいるデイビスは、トレードの噂が再び過熱している。 『The Ringer』のライアン・ルシーロ記者はポッドキャストで、デイビスのトレード可能性について言及。「NBAでは、軸の選手と、何か問題を抱えたほかのチームの軸の選手をトレードすることを好まない傾向がある。アンソニー・デイビスが健康でない場合、レブロンはほかの施策をしたいと考えており、ドラフト指名権を交えた3チーム間のトレードになる可能性はある。ただ、不可能ではないが、そう簡単には起こらない。不可能とはトレードの噂において使う言葉ではないからだ」と持論を展開している。 ジェームズ&デイビスのコンビはもう1年継続か、それとも解体か。レイカーズの今後のチーム作りに注目が集まる。

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