NBAは日本時間4月24日(現地23日)に新人王を発表し、トロント・ラプターズのスコッティ・バーンズが受賞した。 100人のスポーツ記者やスポーツ放送局の関係者によって投票(1位票5ポイント、2位票3ポイント、3位票1ポイント)された新人王は、最終候補者としてバーンズ、ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)、エバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ)が発表されていたなか、バーンズが378ポイント(1位票48、2位票43、3位票9)でモーブリー(363ポイント/1位票43、2位票46、3位票10)とカニングハム(153ポイント/1位票9、2位票10、3位票78)を抑えて受賞した。 2021年のドラフト全体4位指名でラプターズ入りしたバーンズは、今季74試合に先発出場してルーキーで3位の平均15.3得点、同5位の7.5リバウンド、3.5アシスト、1.1スティールを記録。全体3位指名のモーブリー(69試合で平均15.0得点、8.3リバウンド、2.5アシスト、1.7ブロック)を過去20シーズンで最少となる15ポイント差でかわし、1996年のデイモン・スタッダマイアー、1999年のビンス・カーターに続くラプターズ史上3人目の新人王に輝いた。 ラプターズのマサイ・ウジリ球団社長は、「スコッティは身体能力が高く、スキルも備えた勝者だ。我々、そしてファンは彼がシーズンを通して成長するのを見るのが好きだった。将来、何をもたらしてくれるのか待ちきれないよ」とバーンズの受賞を喜んでいた。