ミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズはNBA7年目の今季、ここまで平均24.3得点、9.4リバウンド、3.7アシスト、フィールドゴール成功率51.7%、3ポイント成功率40.8%をマークしている。『NBA.com』のマーク・メディーナ記者とのインタビューでは、トレーニングメニューや新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りした際の影響について語った。 2015年のドラフト全体1位指名でウルブズ入りしたタウンズは、アウトサイドまでシュートを撃てる万能センターとして台頭。16-17シーズンから5年連続で平均20得点、10リバウンド以上を記録し、これまでオールスターにも2回出場している。 タウンズと言えば、身長211cmながら3ポイントまで撃てるシュートレンジの広さも魅力の一つ。トレーニングでは3ポイントのメニューに時間を割き、各スポットから10本連続、深い位置からは5~8本決めるまで続けているという。 一方で、2020年4月に新型コロナウイルスによる合併症で母ジャクリーンさんを亡くすつらい経験もした。21年1月には自身も感染し、同12月には安全衛生プロトコル入りも経験している。「最初は怖かったし、メンタル的に消耗した」とタウンズは当時を振り返った。 「最初の時は体重が50ポンド(約23kg)減った。今回は18~20ポンド(8.2~9.0kg)だった。リズムも大きく失うことなく、本来のプレイに戻るのはそこまで難しくなかった。僕は素晴らしいチームに所属していて、素晴らしいチームメイトがいるから、復帰してから精神的にも快適だった」 ウルブズのクリス・フィンチHC(ヘッドコーチ)は「オールスターレベルの年だ」と大黒柱に信頼を寄せており、プレイイン・トーナメント圏内(現在8位)を引き続きキープしたいところだ。