通算アシスト数で歴代7位に浮上したレブロン・ジェームズが、オスカー・ロバートソンから学んだこととは

日本時間1月10日(現地9日)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズ対メンフィス・グリズリーズ戦で、レイカーズのレブロン・ジェームズが通算アシスト数でオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/9887本)を抜き、歴代7位に浮上した。主に1960年代に活躍し、“ビッグ・オー”の愛称で知られるレジェンドを抜いたことに、ジェームズには感慨深い思いがあるようだ。 「自分はバスケットボールの試合に関する“歴史学者”だから、ビッグ・オーについてもかなり知っている。高校からシンシナティ大、シンシナティ・ロイヤルズ、そしてミルウォーキー(バックス)でのプレイを通して、彼が試合にもたらしたもの――現代の試合にさえ――は、比類なきものなんだ」 ジェームズはアシスト記録を塗り替えるだけのコートビジョンやハンドリング力を持つ一方で、最近ではセンターもこなしてしまうほどの万能性を持つ。そうしたオールラウンドなスキルを磨く上で、ロバートソンの存在が助けになったとも語っている。 「彼はフロアでほとんどすべてのことができる、最初のビッグガードの1人だった。チームメイトを巻き込む能力、パスによってフロアに喜びを与える能力は、自分が常に尊敬し、惹かれてきたものだ。彼や(ジェイソン)キッド、マジック(ジョンソン)のような偉大な選手たちと関わることは、いつだって本当に光栄なことなんだ」 なお、ジェームズはあと254本記録するとマジック・ジョンソン(元レイカーズ/1万141)を抜いて歴代6位に浮上する。ジェームズの今季の平均アシストは6.6で、このペースを維持すればあと38試合程度で更新可能だ。レイカーズの今季残り試合は41試合。今季中に浮上できるか。

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