ジョン・ウォールは76ersにフィット? ケンドリック・パーキンスが「ベン・シモンズより良い」と語る理由

ヒューストン・ロケッツと司令塔ジョン・ウォールは、双方合意の上で移籍先を探しているとされる。しかし、ウォールは今後2年で9170万ドル(約101億円)の高額契約が残り、ロケッツもバイアウトを考えていない状況とあって、トレードは難航することが濃厚。そのなかで、元NBA選手で『ESPN』のアナリストを務めるケンドリック・パーキンスは、フィラデルフィア・76ers(以下、シクサーズ)のベン・シモンズよりもチームにフィットすると持論を展開している。 トレーニングキャンプまで約2週間と新シーズンの開幕が徐々に近づくなか、ウォールは今月末からのキャンプにはロケッツの一員として参加予定。しかし、チームは本格的な再建に舵を切っており、シーズン開幕後の試合には出場しないと伝えられている。 2008年にボストン・セルティックスでポール・ピーアス、ケビン・ガーネット、レイ・アレンのビッグ3とともにリーグ優勝を経験し、引退後は辛口解説者として人気を博すパーキンスは、『SiriusXM NBA Radio』でウォールのほうがシモンズよりもシクサーズにフィットすると見解を述べた。 「ベン・シモンズの状況は分からないが、ジョン・ウォールとジョエル・エンビードのコンビは、ベン・シモンズとエンビードのコンビより良い。なぜなら、ジョン・ウォールは自らアグレッシブにシュートを撃つからだ。フリースローラインに立つことも恐れない。彼は今後2年間で約1億ドル(約110億円)の年俸が必要になるが、彼はまだ優勝を争うチームに提供できるものがある」 ウォールも通算3ポイント成功率32.3%とシューターではないが、同14.7%(34本中5本成功)のシモンズよりはジャンパーに積極的で、フリースローも成功率が約20%高い(ウォールが77.9%に対し、シモンズは59.7%)。アウトサイドシュートを撃たず、意図的にファウルをして苦手なフリースローに持ち込まれてしまうシモンズよりも、ウォールのほうがエンビードとの相性が良いと推察している。 新シーズンの年俸だけ見ても、ウォールのほうがシモンズよりも1000万ドル(約11億円)高く、ほかの選手をからめたトレードになることが必至だが、パーキンスの主張も一理あるかもしれない。

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