“スーパーチーム風潮”の発端はレブロン・ジェームズとJJ・レディックが主張 「選手が主導権を持つ時代を始動させた」

ロサンゼルス・レイカーズは今夏の大補強で、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルック、カーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワード、ラジョン・ロンドとオールスター経験者が揃った。昨季途中にブルックリン・ネッツに誕生したケビン・デュラント、カイリー・アービング、ジェームズ・ハーデンのビッグ3を含めて、近年は“スーパーチーム”結成がトレンドとなっている。ネッツのブレイク・グリフィンと、元同僚のJJ・レディックがその風潮について語っている。 近年では、2008年にケビン・ガーネット、ポール・ピアース、レイ・アレンのビッグ3を中心としたボストン・セルティックスがリーグ優勝を達成。2010年にはマイアミ・ヒートにジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュの“スリーキングス”が誕生し、12、13年には2連覇を果たしたのは記憶に新しい。 昨季途中にネッツのビッグ3と共闘することになったグリフィンは、ポッドキャスト番組『The Old Man and the Three』で08年のセルティックスがこのトレンドの発端だと見解を示した。 「おもしろいものだよね。みんながいかにレブロンを非難したか。レブロンが最初にスーパーチームの風潮を作ったかのようだけど、セルティックスがやっている。KG(ガーネット)、レイ・アレン、ポール・ピアースが手を組んでいるんだからね」 一方、グリフィンとロサンゼルス・クリッパーズ時代の同僚であるレディックは、“選手主導”の観点から、2010年に無制限FAでクリーブランド・キャバリアーズからヒートへ電撃移籍したジェームズこそが先駆けの存在だと主張する。 「セルティックスはフロントオフィスが主導してだろ? レブロンは選手が主導権を持つ時代を始動させた。D-Wade(ウェイド)、クリス・ボッシュとアメリカ代表の場で話し合い、同じ場所に行くことを決めた。セルティックスで言えば、ダニー・エインジが首謀者で、フロントオフィスがスーパーチームを立ち上げた」 スーパーチームに移籍してチャンピオンに挑戦するか、チーム愛を貫いてチャレンジを続けるか。選手が何にプライオリティを置くかで決断は変わってくるが、スーパーチームが現代NBAの中心にいるのは間違いない。

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