アメリカ代表のケビン・デュラント、東京五輪の無観客開催決定に落胆「がっかりしたのは間違いない」

ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは、アメリカ代表の一員として自身3回目の五輪に臨む。新型コロナウイルスの世界的大流行で1年延期された今大会は、日本時間7月8日に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県はすべて観客を入れずに開催されることが決まり、「がっかりしたのは間違いない」と胸中を語った。『yahoo! sports』のコビー・グリーン記者が伝えている。 東京都には7月12日から8月22日までを対象に4度目の緊急事態宣言が出され、五輪も1都3県の会場ではすべて無観客で開催される。4年に一度の祭典は、観客が作り出す会場の熱気も魅力の一つ。それだけに、デュラントも少なからず落胆を覚えたという。 「それを聞いて、がっかりしたのは間違いない。ただすでに開催を1年延期していて、新型コロナウイルスでこれ以上のトラブルを引き起こしたくないというのは理解している」 2012年のロンドン五輪、16年のリオ五輪で金メダル獲得を経験しているデュラントは、五輪について「声援のある大舞台は、異なるエネルギーをもたらす。世界中のファンが、自分たちのチームと国をサポートしている。少し寂しさはあるけど、国を代表し、大舞台でプレイすることは名誉であり、喜びだ」と語っている。 アメリカ代表は7月25日、グループリーグ初戦で強豪フランスと対戦。相手チームには、ネッツに所属するティモテイ・ルワウ キャバロがメンバー入りしており、デュラントにとっては同僚と相まみえることになる。 「待ちきれないよ。素晴らしい戦いになるだろう。フランスには何人もNBAプレイヤーがいる。このチャレンジを楽しみにしている」 レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が出場を辞退したなかで、経験豊富な32歳のデュラントにはエース兼リーダーとしての活躍が求められそうだ。

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