ウィザーズの八村塁が76ersとのシリーズ第2戦に先発し11点をマーク

日本時間5月27日(現地26日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が、ウェルズ・ファーゴ・センターで行なわれたフィラデルフィア・76ersとのプレイオフ1回戦第2戦に先発出場した。八村は25分プレイして11点(フィールドゴール4/6、3ポイント1/1、フリースロー2/3)、7リバウンド、1アシストを記録。試合は120-95で76ersが勝利している。 前半が接戦だった第1戦とは打って変わり、この日は第1クォーターから76ersが35-24と走った。『ESPN Stats & Info』によると、前半で記録した71点はショットクロックが導入された1954-55シーズン以降のプレイオフで球団史上3位の高得点だった。 第2クォーター中盤に一時2点差まで詰め寄ったウィザーズだったが、自分たちの3ポイントに苦しんだ。22本放って成功はわずか2本(成功率9.1%)。八村とブラッドリー・ビールが1本ずつ決めただけだった。さらにフリースローも19/30で63.3%と、シュートタッチが不安定だった。 ウィザーズは八村のほか、ビールが試合最多の33点、ラッセル・ウェストブルックが10点、6リバウンド、11アシスト、イシュ・スミスが10点、ダニエル・ギャフォードが11点、6リバウンドを記録した。なお、ウェストブルックは足首を痛め、第4クォーター序盤にコートを去っている。その際、ウェストブルックにポップコーンを投げつけた観客がいたが、その人物は後に退場させられている。 76ersはジョエル・エンビードとベン・シモンズがそれぞれ22点ずつ、トバイアス・ハリスが19点をマーク。チーム全体でFG成功率55.7%、3ポイント成功率42.9%を残している。 76ersが2-0でリードしたこのシリーズの第3戦は、30日(同29日)にウィザーズの本拠地であるキャピタル・ワン・アリーナで行なわれる。

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