日本時間5月26日(現地25日)、ロサンゼルス・レイカーズがフェニックス・サンズを109−102で破り、プレイオフ1回戦のシリーズ戦績を1勝1敗とした。 この試合最大で15点差をつけていたレイカーズだったが、第4クォーターでサンズに猛追されて試合残り7分4秒には同点に。その後一進一退の攻防が続くなか、勝負を決めたのはレイカーズの2枚看板だった。 1点リードの残り3分15秒にアンソニー・デイビスが逆転を狙ったディアンドレ・エイトンのシュートをブロックすると、そこからレイカーズはレブロン・ジェームズとデイビスが立て続けに得点。10−2のランを展開し、試合残り49.8秒には点差を9点に広げてチームを勝利に導いた。 勝負所で存在感を発揮したスター2人を、レイカーズのフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は「NBAでトップ5に入る2人」と試合後に称賛。指揮官のコメントを、『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者が伝えている。 「彼らはNBAでトップ5に入る2人だ。そして我々には彼らが得点する責任を担ってくれる方程式ができている。特にクランチタイムではね。終盤活躍することで、彼らはなぜそれぞれが偉大な選手であるかを証明している」 シリーズ初戦で13点、7リバウンドと不発だったデイビスだが、この日は34点、10リバウンド、7アシスト、3ブロックと復調。「彼ら(サンズ)に対してはリラックスしてはいけない。すぐに得点を重ねることができるからね」とサンズに警戒を示しつつ、「終盤は僕とブロンにボールが託された。そしてそれはチームがすべきこと。僕らはどうにか試合を終わらせることができた」と第2戦を振り返った。 注目のシリーズ第3戦は、場所をレイカーズの本拠地ステイプルズ・センターに移し、5月28日(同27日)に行われる。