ジェイソン・テイタム、名手ラリー・バードに並ぶ1試合60得点に感激「この年齢では想像していなかった」

ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムにとって、日本時間5月1日(現地4月30日)にホームで行なわれたサンアントニオ・スパーズ戦は記憶に残る一戦となった。キャリアハイの1試合60得点を叩き出し、フランチャイズのレジェンドであるラリー・バードに肩を並べ、「シュールな気持ち」と胸中を明かしている。 セルティックスは第1クォーターで16-39と大きく出遅れ、最大32点のビハインドを負ったなかで、若きエースが爆発。第3クォーターに5得点、第4クォーターに21得点、オーバータイムに10得点を挙げ、143-140の大逆転勝利に導いた。 テイタムはこの日45分間プレイし、フィールドゴール37本中20本(54.1%)、3ポイント7本中5本(71.4%)、フリースロー17本中15本(88.2%)成功で60得点に到達。4月10日(同9日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で記録した53得点のキャリアハイをわずか3週間で塗り替えた。 セルティックスで60得点を記録したのは、1985年3月13日(同12日)のラリー・バード以来。また、『StatMuse』によると、テイタムは60得点以上を達成したリーグ史上2番目に若い選手(23歳58日)になったという(1位はデビン・ブッカーで20歳145日)。 『Celtics.com』のマーク・ダミコ記者は、フランチャイズ史に名前を刻んだテイタムのコメントを紹介している。 「どんなスタッツでも、歴代トップ10プレイヤーとして言及されるのはありがたいことさ。この年齢では想像していなかった。言葉で表現するのは難しいけど、シュールな気持ちだよ」 セルティックスは現在、イースタン・カンファレンス6位(34勝30敗)とダイレイクトでのプレイオフ進出か、プレイイン・トーナメントに回るかの瀬戸際にいる。残り8試合、エースのテイタムにはこのまま勢いを継続することが求められそうだ。

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