日本時間4月19日(現地18日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太がホームのアマリー・アリーナで行なわれたオクラホマシティ・サンダー戦に途中出場した。渡邊は控え選手の中では最長となる29分プレイし、10点、4リバウンド、4アシストを記録。15日(同14日)のサンアントニオ・スパーズ戦(11点)、17日(同16日)のオーランド・マジック戦(21点)に続いて、3試合連続2桁得点をマークした。出場時間とアシストはキャリアハイ。なお、試合は112-106でラプターズが勝利している。 ラプターズはパスカル・シアカム、OG・アヌノビー、フレッド・バンブリート、カイル・ラウリーと主力が揃って欠場するなか、渡邊が献身的なプレイでチームを支えた。フィールドゴール3/6、3ポイント1/2とシュートタッチがよく、守っても身体を張ったディフェンスで相手オフェンスの芽を摘んだ。試合は最終盤までどちらに転ぶか分からない接戦が繰り広げられるなか、渡邊は試合残り1分59秒でチームのリードを5点に広げるシュートをアシスト。第4クォーターはフル出場するなど、重要な場面でも最後までコートに立ち続けた。 ラプターズは渡邊のほか、クリス・ブーシェイがゲームハイの31点、12リバウンド、ギャリー・トレントJr.が23点、5スティール、マラカイ・フリンが15点、7リバウンド、5アシスト、スタンリー・ジョンソンが12点、2スティールを記録。チーム全体でFG成功率38.5%とシュート精度が低かったが、オフェンシブ・リバウンドで16-9とリードしてセカンドチャンスを確保し、ターンオーバーも13-21とミスを少なく抑えたのが奏功した。 サンダーはルーゲンツ・ドートがチームハイの29点、ダリアス・ベイズリーが16点、8リバウンド、ケンリッチ・ウィリアムズが12点、2スティール、アイザイア・ロビーが11点、8リバウンド、3アシストをマークした。一時は最大12点のリードを奪ったものの、約20日ぶりの勝利とはならなかった。 3連勝で24勝34敗となったラプターズは22日(同21日)にホームでブルックリン・ネッツと、10連敗で20勝37敗となったサンダーは20日(同19日)に敵地キャピタル・ワン・アリーナでワシントン・ウィザーズと対戦する。