12月15日(日本時間16日)、ミルウォーキー・バックスはヤニス・アデトクンボと延長契約を結んだと発表した。アデトクンボはチームの公式サイトで、「これは自分と家族にとって大きな瞬間。自分たちを信じてくれたバックスに感謝したい」とコメントを発表した。 「バックスは自分のホームだ。バックス、ファン、そして街を誇りに思えるように頑張りたい」と決意を新たにしている。 『AP通信』のレポートによると、26歳のアデトクンボが結んだのは5年2億2800万ドルという、NBA史上最大の超大型契約。なお、もし来週月曜までにこの延長契約を結ばなかった場合は、2020-21シーズン終了後にフリーエージェントになる可能性があった。 今オフ、バックスはニューオーリンズ・ペリカンズからドリュー・ホリデーを獲得するなど、積極的な補強を敢行。そうしたフロントの努力が、アデトクンボがミルウォーキーに残る決断を後押しした。 「フロントはチームを改善しようとしていた。バックスは過去2シーズンでレギュラーシーズン最高勝率を記録しているが、それはフロントが毎年チームの戦力向上に善処している証拠だ。自分はコートで自分自身を上達させるとともに、チームメイトの成長を助けたい」 アデトクンボは2013年のドラフト1巡目全体15位でバックスに指名され、NBA入り。以降、キャリア平均で20.1点、8.9リバウンド、4.3アシストを記録している。昨季は平均29.5点、13.6リバウンド、5.6アシストをマークして、2シーズン連続のMVPに輝くとともに、最優秀守備選手賞に輝いている。