アル・ホーフォードは今オフに、フィラデルフィア・76ersからオクラホマシティ・サンダーへとトレードされた。キャリア14年目のシーズンを迎える34歳のベテランビッグマンは、若手の多い新天地での挑戦に意気込んでいる。 12月14日(日本時間15日)にメディア取材に応じたホーフォードは、チーム内のポジティブな雰囲気について以下のように語った。 「このチームが持つ可能性にとても興奮している。選手たちはとてもハードにトレーニングをし、成長しようとしている。本当に素晴らしい環境だね」 真剣に練習に取り組む選手たちの姿勢を称賛したホーフォードは、何よりもその競争心に感心しているという。 「このチームが最も大切にしているのは、毎日真面目に練習に取り組むということ。僕が一番感心しているのは、練習における競争心だ。本当にハードにプレイしているよ」 昨季はクリス・ポールの活躍もあり、望外のプレイオフ出場を果たしたサンダーだが、リーグ屈指の司令塔は今オフにフェニックス・サンズへ移籍。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーら若手を新たにチームの軸として今季は戦うことになるが、チームを指揮するマーク・デイグノートHC(ヘッドコーチ)にとって、経験豊富なホーフォードの存在は心強いだろう。 11月に就任したばかりの新指揮官は、「彼のようなレベルの選手がいてくれることは幸運だ」と13年のキャリアで1度しかプレイオフを逃していないベテランの加入を喜んでいる。 王者ロサンゼルス・レイカーズを筆頭にウェストには強豪が揃うが、ホーフォードは若手主体のサンダーをリーダーとしてプレイオフに導けるか。