ネッツのスティーブ・ナッシュHCがキャリス・ルバートのシックスマン起用を示唆「ジノビリのような役割」

ケビン・デュラントとカイリー・アービングのデュオが本格始動するブルックリン・ネッツは、2020-21シーズンにおいて最も注目を浴びるチームの一つだ。 デュラントとアービング以外にも実力者を揃えるが、2枚看板が多くの試合で不在だった昨季にチームを牽引したスペンサー・ディンウィディーとキャリス・ルバートは、その中でも特に目立った存在だと言える。新シーズンではいずれかがシューティングガードのポジションで先発に入ることが予想される。そんななか、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は、ジョーカー役としてサンアントニオ・スパーズ4度の優勝に貢献したマヌ・ジノビリを引き合いに出し、ルバートをシックスマンとして起用することを示唆している。 「キャリスはスターター(レベルの選手)だ。だが彼が先発するかは分からない。ボールを扱うのが上手い彼には、ジノビリのような役割がハマるかもしれない。ベンチから出場してセカンドユニットをリードし、そして試合終盤もコートに立つ。上手くいくかは分からないが、コーチにとっては贅沢なことだね」 12月13日(日本時間14日)にワシントン・ウィザーズと対戦したプレシーズン初戦では、膝蓋骨挫傷でルバートが欠場していたこともあってディンウィディーが先発し、10得点、6リバウンド、7アシストと活躍。指揮官はデュラントとアービングと共存するという点において、ディンウィディーの万能性を評価した。 「スペンサーは才能あふれる選手だが、彼の良さはシンプルにプレイができること。彼はオンボール、オフボールどちらでも機能する。また、仲間のためにプレイメークもできれば、守備では複数のポジションを守れるんだ。彼は万能で、多くのことをチームのためにやってくれる」 デュラントとアービングがいるため、先発になれば自身が活躍するチャンスは少なくなるが、ディンウィディーはチーム第一の姿勢を貫いている。スーパースター2人とともにプレイすることについて、「ストレスがなく、本当に楽しい。勝利の可能性を最大化できるなら、どんな役割でもやるよ。オールラウンドに活躍することが自分のチームにおける仕事だ」と語った。 デュラントとアービングの2人に視線が集まるネッツだが、優勝を果たすためにはディンウィディーやルバートらのサポートは必要不可欠。12月22日(同23日)の開幕戦ではどちらが先発するかも含め、2人の活躍にも注目したい。

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