サンズ加入のクリス・ポール、新天地での目標は“勝利”と主張「戦うためにいる」

キャリア16年目を迎えるベテラン司令塔のクリス・ポールは、11月16日(日本時間17日)に成立したトレードで、オクラホマシティ・サンダーからフェニックス・サンズへ移籍した。昨季は確固たるリーダーとして若いサンダーを望外のプレイオフに導き賞賛されたが、新天地ではそれ以上の結果を狙っている。 12月1日(同2日)、トレーニングキャンプの開始に伴い行われた2020-21シーズン初のメディアセッションで、ポールは新シーズンについて言及。サンズ では単なる“教師役”になるつもりはないと意気込みを語った。『AP通信』のデイビット・ブラント記者が伝えている。 「僕は決してジェームズ・ネイスミス(バスケットボールの考案者)ではないよ。第一に、僕は(バスケットボールを)みんなに教えるためにここに来たわけではない。(コーチではなく)彼らのチームメイトだ。僕らはバスケットボールをプレイするため、そして競うためにここにいる。それが僕の考え方だ」 リーダーであると同時に、コート上では熱く激しい競争者としても知られているポール。新天地でもこれまで同様、チームメイトに高いレベルを要求するとしている。 「自分がいつも正しいとは思っていないし、自分がみんなから好かれているとも思わないよ。自分ができないことは求めない。僕は完璧な人間ではない。隣の仲間の成長を後押しし、そしてその選手が同じように僕を成長させてくれればと思っている」 昨季のサンダー同様、若手の多いチームでプレイすることになったポールだが、その強みについては以下のように答えた。 「昨季学んだのは、(若いチームは)自分たちのストーリーを描けるということ。それが一番大きかった。僕らは、周囲の予想とか期待とかまったく気にしていなかった。若いチームの良いところは、バスケットボールをプレイすることしか頭にないこと。とにかく頑張ってプレイするんだよ」 サンズには2シーズン連続で平均26.6得点を記録するなどリーグ屈指のスコアラーに成長したデビン・ブッカー、2018年のドラフト1巡目全体1位指名選手ディアンドレ・エイトンなど、勢いのある若手が揃っている。昨季は惜しくもプレイオフには届かなったが、シーディングゲームで無傷の8連勝と最高の形でシーズンを終え、今季はさらなる躍進が期待されている。 今オフにはポール以外にも、ジェイ・クラウダー、イートワン・モアといった頼れるベテランを獲得。11年ぶりのプレイオフ出場を目指し、本腰を入れている。 ポールは昨季、平均17.6得点、5.0リバウンド、6.7アシストを記録。下馬評が低かったサンダーをプレイオフ出場に導くことで健在ぶりを示し、自身4年ぶりのオールスター出場を果たした。

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