11月22日(日本時間23日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、オクラホマシティ・サンダーからケリー・ウーブレイJr.を獲得したと発表した。サンダーには見返りとして、2021年のドラフト1巡目指名権(プロテクションあり)、2巡目指名権(デンバー・ナゲッツ経由)を譲渡する。 12月に25歳となるウーブレイJr.は、2015年のドラフト1巡目15位でアトランタ・ホークスに指名され、その直後にトレードされたワシントン・ウィザーズでNBAデビュー。ウィザーズで3年半過ごしたのち、2018-19シーズン途中にフェニックス・サンズにトレードで移籍すると、今オフにはクリス・ポールとのトレードでリッキー・ルビオ(その後ミネソタ・ティンバーウルブズにトレード)らとともにサンダーに加入していた。 身体能力の高さを最大の魅力とするウイングは、平均得点を毎シーズン向上(3.7→6.3→11.8→15.2→18.7)させており、新天地では右足アキレス腱を断裂して新シーズンを全休することが先日発表されたクレイ・トンプソンの穴を埋める活躍が期待されている。 18日(同19日)のドラフトでは、1巡目全体2位でビッグマンのジェームズ・ワイズマンを指名したウォリアーズ。ステフィン・カリー、ウーブレイJr.、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーン、ワイズマンという5人が、新シーズンのスターティングラインナップになることが現戦力では予想されるが、15勝50敗でリーグ最下位に低迷した昨季から再びコンテンダーに戻ることができるのか注目が集まる。