ゴードン・ヘイワードは、ボストン・セルティックスとのプレイヤーオプションを破棄して完全FA(フリーエージェント)となり、シャーロット・ホーネッツと契約合意した。移籍決断の背景には、オーナーであるマイケル・ジョーダンから直々に電話があったことも大きな要因だったようだ。 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は11月21日(日本時間22日)、ホーネッツとヘイワードが4年総額1億2000万ドル(約124億6000万円)で契約することに合意したと報じた。 同局のザック・ロウ記者によれば、NBAレジェンドであり、2010年からホーネッツ(旧ボブキャッツ)のオーナーを務めるジョーダンからヘイワードの元に“ラブコール”があったと明かしたという。 「ゴードン・ヘイワードによれば、マイケル・ジョーダンは契約を結ぶために電話をかけた。2014年の制限付きFA時に、MJとホーネッツとのオファーシートにサインしたのをヘイワードは今でももちろん覚えている」 ヘイワードはユタ・ジャズから制限付きFAとなった2014年オフ、ホーネッツの4年総額6300万ドル(約65億4000万円)のオファーシートにサイン。当時は最終的にジャズがマッチして残留したが、6年の月日を経て、今回ホーネッツ移籍が実現することになる。 現在30歳のヘイワードは昨季所属したセルティックスで、平均17.5得点、6.7リバウンド、4.1アシストを記録。プレイオフでは右足首を捻挫した影響で4試合の出場にとどまったが、ジェイソン・テイタム、ケンバ・ウォーカー、ジェイレン・ブラウンに次ぐ第4の得点源として、イースタン・カンファレンス第3シード獲得に貢献した。 “神様”からの2度目のラブコールでホーネッツ入りを決意したヘイワードには、フランチャイズを5年ぶりのプレイオフに導くことが期待される。