デンバー・ナゲッツが、契約を満了して完全FA(フリーエージェント)になっていたフォワードのポール・ミルサップと、1年1000万ドル(約10億4000万円)を超える金額で再契約を結ぶことに合意した。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。 2017-18シーズンからナゲッツに在籍する35歳のミルサップは、昨季51試合で平均11.6得点、5.7リバウンドを記録。プレイオフでも全19試合に先発出場し、チームのカンファレンス決勝進出に貢献していた。 ナゲッツは、完全FAになっていたジェレミー・グラントとメイソン・プラムリーが、デトロイト・ピストンズと契約合意。それだけに、年齢による衰えはあるものの、経験豊富なミルサップが残留したことは大きい。また、ミルサップはロッカールームのリーダーとしてチームを牽引。スタッツに表れない部分もチームから高く評価されていた。 さらにナゲッツは、インサイドの補強として、ジャマイカル・グリーンとも契約合意に至ったという。昨季ロサンゼルス・クリッパーズで平均6.8得点、6.2リバウンド、3ポイント成功率38.7%を記録したグリーンとは、2年目がプレイヤーオプションの2年総額1500万ドル(約15億6000万円)の契約になるとシャラニア記者は伝えている。