ボストン・セルティックスは9月17日(日本時間18日)、マイアミ・ヒートとのカンファレンス決勝第2戦に101-106で敗れ、シリーズ2連敗を喫した。『ESPN』のマリカ・アンドリューズ記者は、試合後のロッカールームでセルティックスのマーカス・スマートとチームメイトが激しい口論になったと伝えている。 逆転負けを喫したスマートはチームメイトに対し、「お前らは腐っている!」などと叫びながらロッカールームを後にした模様。また誰かがロッカールームで物を投げているような音も聞こえたという。
『ESPN』のティム・ボンテンプス記者によれば、セルティックスの司令塔ケンバ・ウォーカーは、この騒動について「何でもないよ。本当に何事でもないよ」とコメント。そのほか、ブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンの3人も、重要な試合に敗れたことで感情的になっていたとしたうえで、スマートとチームメイトの間に摩擦が生じているわけではないと語っている。 スティーブンスHCは口論が行われた日の深夜、ウォーカー、テイタム、ブラウン、スマートの主力4選手を集めたミーティングを行い、再びチームをまとめようと努めていたようだ。 2009-10シーズン以来となるNBAファイナル進出を見据えるセルティックスは、シリーズ0勝2敗という不利な状況をひっくり返すためにはアジャストが必要になるだろう。スティーブンスHCと主力4選手によるミーティングでチームが一丸となり、9月19日(同20日)に行われる第3戦でシリーズ初白星を挙げられるかは重要なポイントになる。