【9月16日(水)10時 ナゲッツ vs クリッパーズ】“Win or Go Home”、カンファレンス決勝への切符を掴むのは?

「NBA Rakuten」は日本時間9月16日(水)午前10時より、デンバー・ナゲッツとロサンゼルス・クリッパーズによるウェスタン・カンファレンス準決勝第7戦を配信する。

一貫性を欠くクリッパーズ

3勝1敗としたあとの2試合で、16点以上のリード(第5戦:16得点、第6戦:19得点)を奪いながらも逆転負けを喫したクリッパーズ。第6戦は前半だけで63得点、FG成功率56.4%とナゲッツを攻めていたが、後半はそれぞれ35得点、25.6%と急失速。シリーズ通算で見ても、敗れた3試合でFG成功率32.0%と後半にブレーキがかかる傾向が色濃く出ている。逆王手をかけられてもポール・ジョージは「まだ俺たちの有利は変わらない。全くパニックになっていない。まだ第7戦がある」とコメントしたが、チームの歴史を振り返ればカンファレンス決勝進出が懸かった試合で通算7連敗中と不吉な数字が残っている。3勝1敗から3連敗で敗退した2015年のカンファレンス準決勝の悲劇を繰り返さないためにも、48分間コンスタントに戦い切る必要がある。

セカンドユニット

クリッパーズはエースのカワイ・レナードとジョージは好調をキープしているが、シックスマンのモントレズ・ハレルとルー・ウィリアムズが不調から抜け出せていない。レギュラーシーズンではハレルが平均18.6点、ウィリアムズは平均18.2点と、レナードとジョージに次ぐ得点源としてとチームに活力を与えていた。しかし、ナゲッツとのシリーズでは両者ともに平均10得点台にとどまっている。敗れた試合はいずれも14点以下に抑えられており、この2人の出来が、勝敗を分ける重要な要素の一つとなりそうだ。

逆境で輝く“ジョーカー”

1回戦を含め、負ければ敗退決定の試合で5連勝とナゲッツは圧倒的な勝負強さを誇る。特に際立つ活躍を見せているのがニコラ・ヨキッチだ。その5試合で平均27.8得点、9.8リバウンド、5.8アシスト、3ポイント成功率54.5%と圧巻のパフォーマンスを披露している。前回の試合後のインタビューで「なぜこのチームは逆境に強いのか?」と問われた際は、「分からない。良い質問だね」と笑みを浮かべながら回答。片足3ポイントを決めるなど、追い込まれてから真価を発揮する大胆不敵な“ジョーカー”が再び爆発すれば、ナゲッツの勝利はグッと近づくことだろう。 クリッパーズがフランチャイズ初のカンファレンス決勝行きを決めるのか、1回戦に続いてナゲッツが大逆転劇を完結するのか。負ければ終わり、手に汗に握る緊迫のシリーズ最終戦を見届けよう。

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