【9月8日(火)午前7時30分 セルティックス vs ラプターズ】シリーズ突破に王手をかけるのは?

「NBA Rakuten」は日本時間9月8日(火)午前7時30分より、ボストン・セルティックスとトロント・ラプターズによるイースタン・カンファレンス準決勝第5戦を配信する。日本語配信の解説は中原雄さん、実況は三橋泰介さん。

勝負の鍵は3ポイントシュート

ラプターズが第4戦を勝ち取り、シリーズは互いに2勝2敗のイーブンに戻った。2勝2敗となったシリーズでは第5戦の勝者が8割以上勝ち上がるという数字が示すとおり、この一戦がシリーズの趨勢を決すると言っても間違いはないだろう。解説者のシャキール・オニールも今後のシリーズの行方を「予想できない」と語るなど、がっぷり四つの戦いを演じる両軍だが、この大一番で重要なポイントとなるのが3ポイントシュートだ。ここまでの4試合も、長距離砲をより多く決めたチームがすべて勝利を飾っており、今シリーズにおける最大の鍵となっている。特にラプターズは、フリーの状態で放った3ポイントシュートの成功率の差が、勝った試合と負けた試合で約11%(勝利:36.4%、敗戦:25.7%)もあり、決めるべきシュートをしっかりと決められるかどうかが生命線となる。

問われるエースの真価

とはいえ、調子の良し悪しは正直なところ運の要素も含まれ、蓋を開けてみなければ分からないのも事実。もしシュートが思うように決まらなかった場合、そこで問われるのはやはりエースの実力だ。ラプターズのパスカル・シアカムとセルティックスのジェイソン・テイタムは、それぞれのチームでエースとしての重責を担うが、個人間で比較すると、ここまでの4試合で平均得点、リバウンド、アシスト、FG成功率、3ポイント成功率のすべてで上回るなど、テイタムの方がその責務をしっかりと全うできていると言えるだろう。ただ、プレイオフを通して不調だったシアカムも、2戦連続で後半に14得点と復調の兆しを見せており、第5戦では本来の躍動感溢れるプレイを披露することが期待される。今季はプレイオフを含め、20得点、5アシスト以上とチームのオフェンスを牽引した試合で、テイタムが9勝1敗、シアカムは12戦無敗と互いに圧倒的な勝率を残すだけに、どちらのエースが試合により大きなインパクトを残せるかに注目したい。 シリーズ突破に王手をかけるのはどちらか。その激闘を見届けよう。

その他の試合

【午前10時 クリッパーズ vs ナゲッツ 第3戦】 第2戦でリベンジを果たしたナゲッツだが、その試合でニコラ・ヨキッチが右手首を捻挫。出場できたとしても状態が万全ではないだけに、チーム一丸となり大黒柱を支えたい。クリッパーズは第2戦で3ポイント成功率28.1%とシュートが入らず。プレイオフで48試合ぶりに15得点未満(13得点)に終わったカワイ・レナードは挽回なるか。

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