デンバー・ナゲッツは8月25日(日本時間26日)に行われたユタ・ジャズとのプレイオフ1回戦第5戦に117-107で勝利し、シリーズ通算2勝3敗として敗退を阻止した。エースのジャマール・マレーが42得点、8リバウンド、8アシストの大暴れでチームを牽引した。 第4戦の50得点、11リバウンド、7アシストに次ぐ爆発だったマレーだが、『StatMuse』によると、プレイオフで2試合連続40得点、0ターンオーバーを記録したのは1983年以降では初めてとなる。 さらに、プレイオフで1試合40得点、8リバウンド、8アシストを0ターンオーバーで達成したのは、83年以降では殿堂入りセンターのアキーム・オラジュワン(当時ヒューストン・ロケッツ)が達成して以来。また、第4戦では32得点、第5戦では33得点をそれぞれ後半に記録している勝負強さも特質すべき部分だ。 『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者によると、ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は、このシリーズにおけるマレーの活躍ぶりをこのように称えている。 「この若者は成長し、最も大きなステージでスーパースターになっている。この上なく誇りに思っている」 一方で、対戦相手であるジャズの大黒柱ドノバン・ミッチェルも、「彼は絶好調だ。多くの場面でアドバンテージをとって、シュートを決めてくる」とマレーに賛辞を送った。