ルカ・ドンチッチ、対峙したマーカス・モリスの執拗なトラッシュトークにうんざり「彼とは話したくない」

アメリカでは試合中に相手を挑発するような言葉を投げかける“トラッシュトーク”は珍しくない。試合の一部として暗黙の了解になっている部分もあるが、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチにとっては気分の良いものではなかったようだ。 マーベリックスは現在、ロサンゼルス・クリッパーズとのプレイオフ1回戦で第5戦を終えて2勝3敗と熱戦を繰り広げている。大黒柱のドンチッチは当然ながら厳しいマークを受け、クリッパーズのマーカス・モリスは試合中にトラッシュトークを仕掛けてきた。 『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者とティム・マクマホン記者のレポートによれば、ドンチッチは「彼(モリス)とは話したくない。試合中、多くの悪い言葉を僕に言っている」と不快感を露わにしている。 また、111-154で敗れた第5戦でドンチッチはモリスに痛めていた足首を踏みつけられる場面があったが、「みんな、それぞれの意見がある。これが意図的なものではないことを望んでいる。もし、意図的だったら本当にひどいものだからね」と語るに留めた。 一方、モリスは足首を踏んだ行為について、自身のツイッターで「俺は自分と他の選手に多くの敬意を持ってプレイしている。誰かを傷つけようとするなんて、俺にとっては正気の沙汰ではない。俺は10年間、トップの選手たちと戦ってきる。そして道徳とハードワークを信条としている。相手と競い合い、毎試合、自分の全てを出し切っている」と釈明している。 クリッパーズにとっては、ドンチッチをどれだけ抑えられるかはシリーズ勝ち抜けにおける最重要なポイントだ。今回のドンチッチの発言と、この行為によって2人のマッチアップがより注目を集めることは間違いない。

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