サクラメント・キングスが、8月15日(日本時間16日)にアシスタントGM(ゼネラルマネージャー)を務めていたペジャ・ストヤコビッチの退任を発表した。キングスはその前日、ブラデ・ディバッツGMの退任も発表しており、体制の刷新を図っている。 現役時代、ディバッツとストヤコビッチはリーグ屈指の強豪であった2000年代前半のキングス黄金期で共に主力選手として活躍し、2001-02シーズンにはウェスタン・カンファレンス決勝に進出。しかし、フロントオフィスの一員としては結果を残すことができなかった。
2015年からキングスのスタッフとなり、この2年間にわたってアシスタントGMだったストヤコビッチは、チームの公式サイトでファンへのメッセージを発表している。 「この5年間、キングスのフロントオフィスで働けたことは大きな喜びと栄誉でした。チーム、そして特に世界中の素晴らしいファンにはこれまでのサポートを感謝したいと思います。サクラメントは常に僕にとってホームであり、フランチャイズの成功を祈っています」 なお、キングスはディバッツ退任後にジョー・デュマースがバスケットボール運営部門の暫定的な代表に就任し、暫定的にGMも務めることを発表している。デトロイト・ピストンズで選手、球団首脳の両方でNBA制覇を達成したデュマースが、今シーズンを含め14年連続でプレイオフ出場を逃しているキングスの立て直しへどんな手腕を発揮するのか注目だ。