8月9日(日本時間8月10日)、NBAはドレイモンド・グリーンがタンパリング(不正交渉)の規定に違反したとして、5万ドルの罰金を科した。グリーンが7日(同8日)にTNTのアナリストとして『Inside the NBA』に出演した際、フェニックス・サンズのデビン・ブッカーについてした発言が対象という。NBAは今シーズンが開幕する前に、タンパリングへの罰則をより厳格化すると発表していた。
グリーンは同番組内で、「フェニックスにいるのは彼のキャリアにとって良くないこと。素晴らしいプレイができる選手だし、勝てるチームへ行くべきだ」とコメント。番組ホストのアーニー・ジョンソンに「それってタンパリングでは?」と問われると、「たぶんね」と回答していた。スタジオは笑いに包まれたが、リーグは看過できないと判断したようだ。 なお、サンズの公式ツイッターはグリーンの罰金の金額にかけて、「私たちがブッカーを愛する(少なくとも)5万の理由」というキャプションとともに、ブッカーの動画を投稿している。