ニューオーリンズ・ペリカンズの新人ザイオン・ウィリアムソンは、リーグ再開後の初戦となる7月30日(日本時間31日)のユタ・ジャズ戦に出場するかの判断を試合当日に下すことになる模様だ。 ウィリアムソンは7月16日(同17日)に家族の事情を理由に、オーランドのバブル(隔離地域)を離れると、24日(同25日)に戻ってきた。そしてリーグの規則通り4日の隔離生活を経て、28日(同29日)の練習からチームに再合流していた。
『NBA.com』のマイケル・C・ライト記者によると、ペリカンズのアルビン・ジェントリーHC(ヘッドコーチ)は、「彼がどんな感覚なのかを基準に、試合前に判断することになる」とし、プレイする場合の出場時間を制限するかは医療スタッフの判断を尊重して結論を出す考えだ。 「それは医療スタッフに任せることになる。コーチとしては、できるだけ彼を起用したいと思う。ただ、彼の健康面、出場時間についての観点から、私よりも決定を下すのに適した能力を持った人たちがいる」 『ESPN』のアンドリュー・ロペス記者は、基本的には試合に出場したい考えのウィリアムソンだが、故障のリスクについても把握しているという本人の発言を次のように伝えている。 「僕とチームは、何が自分にとってベストなのか見ていくことになる。ただ、僕を知っている人なら、僕がプレイしたいと思っていることは知っているだろう。自分はそういう人であり、変わることはない」 28勝36敗でウェスタン・カンファレンス10位のペリカンズは、逆転でのプレイオフ進出へ向けシーディングゲーム初戦から負けられない戦いが続く。果たして、ペリカンズがどんな判断を下すのか大きな注目だ。