家庭の事情によりフロリダ州オーランドのバブル(隔離地域)から一時離脱していたニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが、7月24日(日本時間25日)にオーランドに戻り、4日間の自主隔離期間に入ったそうだ。『NBA.com』が報じた。バブルに再入場する選手には、オーランドのホテルで4日間の自主隔離をすることがリーグにより義務付けられている。 『AP通信』によると、ウィリアムソンは28日(同29日)のチーム練習から合流すると見られているが、自主隔離中に行われる新型コロナウイルスの感染検査の結果次第では、合流時期が遅れる可能性もあるそうだ。 検査で感染が確認されなかった場合、ウィリアムソンは30日(同31日)に行われるシーズン再開初戦のユタ・ジャズ戦に出場できる。 『NBA.com』によると、ペリカンズのデリック・フェイバーズはウィリアムソンがオーランドに戻ったことについて「最も重要なことは、ウィリアムソンが万事良好であることを僕たち全員が望んでいるということだ。彼は個人的な事情によりオーランドを一時離脱したから、再び彼に会えることが嬉しい。どのような事情があったにせよ、彼が何の問題も無くチームに戻れることを望んでいる。僕たちも、彼自身も、ここに戻って来たことを嬉しく思っているはずだ」とコメントしたという。 2019年のドラフト1巡目1位指名でペリカンズに入団したウィリアムソンは、怪我によりNBAデビューが大幅に遅れたものの、19試合で1試合平均23.6得点、6.8リバウンドという好成績を残している。