サンダーのスティーブン・アダムズが“バブル”生活について言及「悪いものではない」

シーズン中断中に母国ニュージーランドの牧場で「牛を相手にボックスアウトの練習をした」と冗談まじりに発言するなど、独自の感性を持つことで知られるオクラホマシティ・サンダーのスティーブン・アダムズは、オーランドのバブル(隔離地域)での暮らしに不満を感じていないようだ。

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多くのNBA選手が、様々な制限があるバブルでの暮らしについてSNS上で不満を述べていることについて、アダムズは会見で「はっきり言っておこう。ここは紛争地域のようなハードな場所じゃない。俺たちは素晴らしいリゾート地にいるんだ。選手には各々の見方があるから、ほとんどの選手が文句を言っているようだが、そんなに深刻な不満を口にする選手はいない。たまにあるドライフードが少し気になるだけかな」とコメントしたと、『ESPN』のロイス・ヤング記者は伝えている。 ヤング記者によると、アダムズはバブル内で迎えた27歳の誕生日の過ごし方についても「少しチェスをやって、食事をして、プールで泳ぐと思う。それから、少し勉強もする予定だ。特にいつもと変わらない普通の日常だね」と、いたって冷静な反応をしていたそうだ。 再開後のシーズンに参加するNBA選手は、最長で約3か月間、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のバブルから出ることができない。そのため、選手たちはゲーム機をホテルの部屋に持ち込んだり、ゴルフや釣りをして空き時間を過ごそうと工夫しているが、新型コロナウイルスの感染対策のために様々な行動制限もあるため、ストレスを溜めている選手も少なくないと見られている。 もしかすると、アダムズのような強いメンタルを持った選手が、再開後のシーズンで大きなアドバンテージを得るのかもしれない。

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