ロサンゼルス・レイカーズのドワイト・ハワードは、オーランドのバブル(隔離地域)内でマスクを着用していなかったことについてNBAから注意を受けたことが、今でも納得いかないようだ。 7月19日(日本時間20日)にハワードがインスタグラムでのライブ配信で投稿したマスクの着用義務に関するコメントを、『ESPN』のデイブ・マクマナマン記者が伝えている。
「リーグはバブル内の全ての物を消毒しているし、僕らは毎日感染検査を受けている。全員が一緒に検査を受けているのだから、バブルの外側の世界のように、周りの人々から感染する可能性は低い。それに、僕たちはバブルの中で一緒に生活している。バブルの中には、外部の人間は入れない。ここでは、外部の人間とは接触しないんだ」 「もちろん、ここではマスクを着用するというルールがあり、僕たちはそのルールに従わなければならないことも理解している。だが、何事にもある種の異論があることも確かだ。僕は自分の意見を持っている。今回のことをきっかけに、このルールについて考えてもらいたい」 1時間近くに及ぶライブ配信の中で、ハワードはフォロワーのコメントに返答する形で繰り返しマスクの件に触れ、「念のために、追加のマスクを手に入れたんだ。見てくれ、これがNBAのマスクだ」と、あくまでもルールに従う姿勢を強調したと、マクマナマン記者は伝えている。 オーランド到着後、マスクを着用していないことが、NBAのホットラインに通報されたとの報道されていたハワード。プレイオフのような重要な時期に選手がルール違反によって長期離脱すると、チームにとって大きな痛手になる可能性もある。感染拡大を防ぐために厳格なルールが定められているオーランドのバブル内で、選手たちにルールを徹底させることも、再開後のシーズンで優勝するための大きなポイントになりそうだ。