現在69歳のヒューストン・ロケッツのマイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)は、サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHC(71歳)に次いでNBAで2番目に高齢なヘッドコーチだ。彼らのような高齢のヘッドコーチに対して、リーグは試合中にマスクを着用することを推奨したが、ダントーニHCは「高齢のヘッドコーチだけが試合中にマスクを着用するのはおかしい。それならば、コーチ全員がマスクを着用すべきだ」と主張していたとされていた。
しかし、『ESPN』のティム・マクマホン記者によると、オーランドのバブル(隔離地域)でチームを指揮することがリーグの医療スタッフによって許可されたダントーニHCは、試合中にマスクを着用することを容認する意向を示しているそうだ。 『CBS Sports』のサム・クイン記者によると、現在NBAには65歳以上のヘッドコーチが3名いるが、その全員がオーランドのバブルでチームの指揮を執ることを許可されたそうだ。NBAは年齢よりも、リーグ独自の医療検査の基準を重視していると、クイン記者は説明している。 身長196cmのPJ・タッカーを先発センターで起用する、攻撃的な超スモールラインナップを採用するロケッツは、ウェスタン・カンファレンス6位(40勝24敗)でシーズン再開を迎える。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、エースのジェームズ・ハーデンとラッセル・ウェストブルックは、まだオーランドに到着していないが、近日中にチームに合流するとのことだ。