ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンがシーズン再開の喜び語る「色々と大変だけどワクワクする」

昨年のドラフト全体1位指名でニューオーリンズ・ペリカンズに入団した怪物ルーキーのザイオン・ウィリアムソンは、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断を発表した3月11日(日本時間12日)以降、日々のコンディション維持を怠っていないようだ。 シーズン開幕前に右ひざを故障したことで、今季前半を戦線離脱していたウィリアムソンは、チームの練習施設でリハビリを行うことが許可されていた。『ESPN』のアンドリュー・ロペズ記者は、ウィリアムソンが練習施設でのリハビリに加え、7月末から再開されるシーズンへ向けて、義父との自発的な毎日のワークアウトを欠かさなかったと報じた。

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報道によると、ウィリアムソンは同局とのインタビューで「先行きが見えない中でのコンディション維持は非常に難しかった。でも、僕は義父と様々な方法で最高の状態に持っていけるように工夫していた」と、コメントしたという。 また、チームの練習施設が解禁され、ウィリアムソンの状態を間近で見たチームメイトのジョシュ・ハートは、彼のコンディションの良さに感銘を受けているようだ。同記者は、ハートのコメントを以下のように紹介している。 「彼の身体的な状態は素晴らしい。すごく良いよ。彼のシュートも良くなっている。一生懸命に準備していたことが見受けられて、とても嬉しい」 ウィリアムソンは、インタビューの最後にシーズン再開に向けての喜びを以下のように語っている。 「NBAがシーズンを再開することは、僕にとってとても幸運なことだ。リーグは、“バブル”(隔離地域)の中で僕らが安全にプレイできる環境を作ってくれていると信じている。再開までの手順は色々と大変だけど、本当に始まると思うとワクワクするよ」 故障により1月22日(同23日)のサンアントニオ・スパーズ戦がデビュー戦となったウィリアムソンは、今季出場した19試合すべてに先発出場し、平均23.6得点、6.8リバウンド、2.2アシストという圧巻の活躍を見せていた。デビューが大幅に遅れてしまったため、ほかのルーキーと比して自分をアピールする機会に恵まれなかったにもかかわらず、彼は今季の新人王候補にも入っている。 ウェスタン・カンファレンス8位(32勝33敗)のメンフィス・グリズリーズを3.5ゲーム差で追いかける同10位(28勝36敗)のペリカンズは、再開後のシーズンでプレイオフに進出することを目指している。

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