イースト屈指の強豪チームであるボストン・セルティックスの未来は明るい。今季はオールスターに選出されたジェイソン・テイタムや、ジェイレン・ブラウンといった有望選手が急成長を遂げている。 若手のさらなる強化を図ったチームは、昨オフにロミオ・ラングフォード、グラント・ウィリアムズ、カーセン・エドワーズ、トレモント・ウォーターズの4選手をドラフトで獲得し、その他にもビッグマンのタッコ・フォール、ビンセント・ポリエと契約を締結させた。 しかし、昨年セルティックスに加入した新人たちに対するスカウトの評価は厳しいものであると、5月14日(日本時間15日)に『SB Nation』が報じている。同メディアによると、匿名のスカウトが6人の新人を酷評したようだ。 「少し言い過ぎかもしれないが、彼らはひどいね。1人として特別なプレーヤーがいない。控えのロールプレイヤーであるウィリアムズは悪くないけど、ラングフォードに関してはまったくシュートが打てない。それでシューティングガードが果たして務まるのかい?」 「エドワーズは、Gリーグでならオールスター選手として活躍できると思う。このなかで一番まともなのはウォーターズかな。彼は将来的に優秀な控えのポイントガードに成長するかもね。それ以外はあまり役に立たない控え選手の集まりだ」 同メディアによると、同等な評価を下しているフロント陣営やスカウトは多く、そのなかにはエドワーズの指名を「無駄でありミス」と口にする者までいたとのこと。 今季のスタッツを見ても、最も高い平均得点がウィリアムズの3.5得点と結果にとぼしいことは明らか。果たしてセルティックスの新人たちは、スカウトの評価を覆せるか。