マイケル・ジョーダンに”嫌なヤツ”と言われたアイザイア・トーマス、「いい関係を築いていたと思っていた」

マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズが最後に優勝を果たした1997-98シーズンを追ったドキュメンタリー10部作『ザ・ラストダンス』の第3話・第4話が、4月26日(日本時間27日)に配信された。 80年代後半から91年にかけてブルズ最大のライバルだったのが、デトロイト・ピストンズだった。双方の間に起きたエピソードが含まれる第4話の1シーンで、ジョーダンがピストンズの主砲アイザイア・トーマスについて「嫌なヤツ」とコメントしたことが話題となっている。 “バッドボーイズ”という異名を持ち、フィジカルなプレイで他チームから恐れられていた当時のピストンズは、スポーツマンシップに反する行為をしていたとされている。問題となったのは、1991年のカンファレンス決勝第4戦でピストンズがブルズに敗戦した際、ピストンズの選手が握手せずにコートを去った場面。『ザ・ラストダンス』では、トーマスがその理由を説明するシーンがあった。そしてその言葉を聞いたジョーダンは、「彼は当時の行動を肯定しているだけで、すべて嘘だ。彼がなんと言おうと、“嫌なヤツ”という事実は変えられない」と語っていたのだ。 ラジオ番組『Jamie and Stoney Show』に出演したトーマスは、ジョーダンの言葉が予想外であったことを説明している。 「私はいい関係を築いていたと思っていた。食事に行ったこともあるし、私の息子にシューズやユニフォームをプレゼントしてくれた。公の場でもよく一緒になることがあったが、彼は私に対していつも紳士的だった。だから私のことを“嫌なヤツ”と発言したことには正直驚いたよ。その時に嫌なことでもあったのかな」 トーマスの甥がジョーダンのユニフォームを着ていたことにトーマスが激怒したという噂や、ジョーダンが1992年オリンピックのアメリカ代表にトーマスが選出されないよう仕向けていたなど、2人の不仲説は当時から囁かれていた。 長期に及んだブルズとピストンズのライバル関係が、2人の関係をも悪化させたのかも知れない。

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