NBAチームが新型コロナウイルス検査を優遇されている現状に、NY市長が苦言

ブルックリン・ネッツの4名に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことで、NBA選手の感染者数は倍以上に増えた。これまでは、最初に陽性が確認されたルディ・ゴベアが在籍するユタ・ジャズと10日以内に対戦したチームの選手を中心に新型コロナウイルスの検査が行なわれていたが、今後は検査を必要とするチームがさらに増えそうだ。 しかし、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は自身のツイッターで「陽性反応が出たネッツの4選手の1日も早い回復を願っている。だが、重篤な患者が新型コロナウイルスの検査をなかなか受けられない現状を踏まえると、NBAの全チームが優先的に検査を受けるべきではない。検査は裕福な人間のためではなく、病気の人のためであるべきだ」と、NBAチームが優先的に新型コロナウイルス検査を受けている現状について苦言を呈した。 『ESPN』のラモーナ・シェルバーン記者によると、NBAのスポークスマンのマイク・バス氏は、この批判に対して「NBA選手は互いに接触する機会が多く、一般の方々と触れ合う場面も多々ある。また、彼らは遠征のために頻繁に移動するため、ウイルスの感染拡大を加速させる恐れがあった。そのため、NBAチームは優先的に検査を行った。これまでにNBA選手の数名から陽性反応が出ているが、彼らが実名を公表したことで、若者たちの予防意識が高まることを期待している」と説明しているそうだ。 『CBSSPORTS.COM』のコリン・ワード・ヘニンガー記者によると、3月17日(日本時間18日)のインタビューで、Assistant Secretary for Healthのブレット・ジロワー氏は「アメリカではこれまでに一般の医療機関で約3万2,000人が検査をし、研究機関で約2万7,000人が検査をしているほか、約12の州の47箇所でドライブスルーによる検査が可能になる」とコメントしていたそうだ。

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