3月1日(日本時間2日)、NBAのキングに君臨する35歳のレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と、NBAを代表する選手になることが期待される19歳のザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)の対決が注目されたレイカーズ対ペリカンズの一戦は、122-114でレイカーズが勝利した。 この試合で、ザイオンはキャリアハイの35得点をマークしたが、レブロンは34得点、12リバウンド、13アシストのトリプルダブルを達成して貫禄を見せつけた。 『CBSSPORTS.COM』のジャック・マローニー記者によると、試合後の囲み取材で「ザイオンのメンター(導く存在・指導者)になる意識を持っているか?」と聞かれたレブロンは、以下のように語ったという。 「それは俺の義務だ。俺のあとに続く選手たちに試合を受け継ぐことが、自分の仕事だ。それは、俺の責任でもある。誰かに強制されたわけではないけど、俺は自分がバスケットボールを始めた時よりも、もっと良い試合を後世に受け継ぐ責任を感じている。そして今、リーグには素晴らしい若手選手がたくさんいる。ドノバン・ミッチェル(ユタ・ジャズ)、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)、そして昨日対戦したジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)と、今日対戦したザイオン。彼らが、このリーグをもっと良い場所に変えてくれるだろう。 俺は、自分のプレイを通して、彼らに英知を受け継ぎたいと思っている。それが俺の仕事だ。8歳の時にバスケットボールを始めてから、俺はバスケットボールを通して多くのことを学んできた。だから今、俺は若い選手たちの手本になる責任を持っているんだ。『試合中に相手選手と馴れ合うのは、弱さを見せるのと同じだ』と言う人もいるが、そんな言葉は無視してやればいい」