ニューオーリンズ・ペリカンズは3月1日(日本時間2日)のロサンゼルス・レイカーズ戦を114-122で落としたが、チーム期待の”ドラ1”ルーキーであるザイオン・ウィリアムソンはキャリアハイの35得点をマークした。 ザイオンはNBAデビューから最初の15試合中3試合で30得点以上を記録しているが、『ESPN Stats&Info』によると過去35シーズンの間に同じ内容のスタッツを残したNBA選手は、ザイオン、アレン・アインバーソン(5試合)、マイケル・ジョーダン(6試合)の3人だけとのことだ。 また、ザイオンがペイントエリア内で20得点以上を決めた試合は既に6試合にのぼるが、これは、NBAのルーキーとしてはブレイク・グリフィン(当時ロサンゼルス・クリッパーズ/7試合)に次ぐ記録とのこと。なお、選手がシュートした位置をNBAが記録し始めたのは、1996-97シーズンからである。 名門デューク大学出身のザイオンは、膝の怪我により開幕から長期欠場を余儀なくされたが、1月22日(同23日)のサンアントニオ・スパーズ戦で22得点を記録する鮮烈なデビューを飾る。その後も順調にプレイしており、ここまでの15試合で平均24.1得点、6.8リバウンド、2.1アシスト、フィールドゴール成功率59.3%という好成績を記録している。 新人王争いでは、開幕から好調を維持しているメンフィス・グリズリーズのジャ・モラントに一歩遅れをとっているが、この調子で得点を重ね続ければ、ザイオンが新人王になる可能性も少なくはないかもしれない。